トラック諸島
トラック諸島とはミクロネシア連邦最大の州のこと
かつてトラック諸島と呼ばれていたが、1989年の州憲法の制定で「チューク」に変更された。訪れた時はまだトラック諸島だったので表記はそのまま残しておこう。4つの諸島と14の環礁から成り、ミクロネシア連邦最大の州。
ラグーン内と外では、まったく違う顔を見せるトラックの海。ラグーン内はとても深い蒼で、流れがほとんどなく、多くの人が船とともに沈んでいるかと思うと不気味。引きずりこまれそうな雰囲気がある。それに、クラゲが多い!
沈潜ダイビングではとても有名なトラック諸島。ここは世界最大の環礁ということで、昔海軍の基地になっていたらしく、ラグーン内に船がたくさん沈んでいて、それがダイビング・ポイントになっている。ミクロネシア連邦のチュークというのが正式なので、グアムからの乗り継ぎにもそう記されている。まずは、日本からグアムへ入り、コンチネンタルミクロネシア航空に乗り継いだ。
グアムからは約1時間半ほどで、国際空港のあるモエン島(現在はウエノ島)に着いた。チュークには94ほどの島があり、その9割は無人島とのことだ。ここは、基本的にタクシーもない(ダッシュボードにタクシーと書いて営業している車があるが、それも昼間だけ。どこへ行くにも$1だったりして・・)ので、ホテルの送迎は事前に手配しておく必要がある。
◇チュークの海は博物館
チュークの海は、海底博物館として国から保護されているため、ダイビングするには、1年間有効の許可証が必要で、ダイビングショップで購入しなければならなかった。
ブルーラグーンリゾート
Blue Lagoon Resort
■泊まった時は、まだトラック・コンチネンタル・ホテル
ブルーラグーン・リゾートは島の最南端に位置し、空港からリゾートの送迎車でおよそ20分ほど、ところどころ未舗装だったりする道路を走ってリゾートへと向かう。グアムとかとさほど差はないだろうと思っていたら、まるで未開のジャングルを行くようで驚いてしまった。てきとうにくっつけて作ったようなトタン屋根の家に人がゴロゴロしていたり座り込んだりしていてまるで仕事をしている雰囲気はない。ただ、食がなく悲壮という感じではなく、みんなニコニコしていて幸せそうに見えるのだった。露店とおぼしきところがあっても、そこにはバナナの葉に包んだパンの実やバナナ、パイナップル、得体の知れない缶詰めなどが積まれていて、とても観光客が買えそうな雰囲気ではなかった。ここを走る車にはナンバープレートがついていないそうで、DIVER'S HEAVENって書いてあるから観光みやげとして売っぱらってしまうそうだ。
◇ホテル前には一応プライベートビーチ
ホテル前は一応プライベートビーチになっていたが、たいしたところではない。シュノーケリングには向かない感じだし、ゴミがけっこう落ちていたりしてちょっと減滅。それに虫除けは必須で、ビーチに行ったとたん蚊の猛攻にあってしまった。やはりラグーン内の無人島へ足を延ばしたい。
◇リゾートで遊ぶ以外、行くところなし
チュークは、本当になにもないところ。リゾート以外での食事は望めない。そもそもタクシーは、個人が適当に昼間乗せているようで、夜は移動手段がない。ホテルがツアー会社に相談するしかないだろう。ただ、どこへ行く? とりたてて観光するところは陸上にない。チュークへ来るのは、ダイバーと慰問団くらいだろう。なお、ホテルの食堂は格好だけは本格的? 水着にビーチサンダルとかだと注意されてしまう。アメリカからのゲストはしっかり正装していて驚かされた。ただし、お味は・・・なんだかわからない魚料理だけは日本人の口に合うと思ったのだった。
◇お店に酒がない?
チュークは禁酒の島。ここの住民は酒癖が悪く、すぐけんかになるらしい。なので、島民は禁酒だが、外国人は罰せられないのでお酒はOK。そのためか、リゾートの外にあるお店には、おおっぴらにお酒が置いていないので、ホテルで高い酒を飲むことになる。しかし、スーパーとかに行ってレジの人に言えばリストを見せてくれるので、そこから選ぶと奧から出してくれるのだった。桟橋とダイブショップを通り過ぎ、右手に商品が山積みされた問屋みたいなものがあるが、これがスーパーマーケット!
◇ダイビングは沈船がメイン
リゾート内にはダイビング・ショップがあり、専用桟橋からダイビング・ボートが出る。ダイビングはすべてボートで、ランチを持って行き、お昼は無人島に上陸して食べるので、朝出ると帰りは午後だ。ラグーン内は、比較的天候の影響を受けないようなので、よほどのことがない限り海は穏やかだろう。
ただ、個人的には沈船ダイビングは、あまり好きではないので、チャンネルや、ラグーンの外側の方が、はるかにキレイでカラフルだ。ただし、外人さん(日本人以外)はどうしてあんなに沈船とか好きなのだろう。ガイドも一生懸命ホネやら遺品やら見せようとするが、趣味思考がまるで合わなかった。リクエストしても、外人さんがいっしょだと、どうしても沈船ダイビングになってしまう。
◇美しい無人島がいっぱい
トラックは、沈船で有名だが、美しい無人島がたくさんある。ただし、どこも私有地らしく、入島するには許可が必要とのことだ。必然的に上陸できる島は決まってくる。
◇鏡のような海
夏休みの時期は、雨期ではあるが風がやむ季節らしくて、晴れると海は鏡のようにベタナギになってしまう。ラグーンに囲まれているため外洋の波の影響もないのだろう。ボートが作る波紋だけが広がっていく光景はとても海を走っている感じがしない。むしろ滑っていると言った方がピンとくる。しかも海は深い紺色で底なしのように不気味な面もある。水が溜まっているのだろうか、気にしていては泳げないほどに水クラゲがやたらと多かった。
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